BUSINESS GUIDE 業務案内
自動ケレン機・自動塗装機
人力でしか出来なかった折版屋根の塗装工事を、安全性を完備した自動化に成功
大榮株式会社が開発制作した折版屋根の「ケレン機」と「塗装機」により、従来工法からまったく新しい工法に生まれ変わりました。
屋根の錆び落としや塗装作業は屋根を腐食から守るために、定期的に行う必要がありますが、半面高所かつ傾斜のある広大な屋根の上での作業であるため、危険をともなう仕事でした。なおかつ品質が求められる作業であるため、多くの熟練工が必用となり、非効率かつ高コストの作業とならざるを得ない問題がありました。
取引先のためにも何とか少しでも効率化はできないのか、ということを発想のスタート地点として、親しい機械メーカーと協力し、試行錯誤の結果、折版鋼版屋根の上を反復自走しながらケレン作業および塗装作業を自動で行う装置を開発しました。平成14年にはそれぞれの装置に関する特許も取得しました。
従来からの諸問題を自動塗装機で一気に解決
1. 均一かつ、確実な作業による延命効果の向上
2. 自動化による直接工事費の節減(作業効率UP!)
3. 工期短縮による間接経費の削減
4. 工事安全性の向上
5. 環境問題への配慮
自動ケレン機
自動ケレンは従来の手作業ケレンの20倍の処理が可能。ケレン2種程度の品質をクリア!
主要諸元 | |
電源 | 三相交流200 v |
出力 | 2.19 kw |
走行 | 設計速度30m/min |
運転方式 | 機側ペンダント操作 |
横行 | キャタピラ方式(車輪→キャタピラへ自動変換) |
輪荷重 | 88kg(最大) |
集塵装置 | 発生粉塵の収塵 |
安全装置 | 屋根感知センサー(3個) |
※適用屋根/ 折版・S60・W500・ルーフデッキ・V-220
※勾配 10/100まで可能
自動塗装装置
自動塗装機により塗膜の均一化に成功(走行スピードにより膜厚調整)
主要諸元 | |
電源 | 三相交流200 v |
出力 | 2.78 kw |
走行 | 設計速度30m/min |
運転方式 | 機側ペンダント操作 |
横行 | キャタピラ方式(車輪→キャタピラへ自動変換) |
輪荷重 | 88kg(最大) |
安全装置 | 屋根感知センサー(3個) |
ミスト回収 | 回収装置にて回収 |
塗装機能 | 吹付ノズル2本 |
※適用屋根/ 折版・S60・W500・ルーフデッキ・V-220
※勾配 10/100まで可能